技術英語

コース名通信技術者のための実用英語(上級)~現場で使えるプレゼン英語~-2026
コース日数2日間
時間09:30 ~ 17:30
研修タイプ座学+演習
申込期限14営業日前

コース概要

★こちらは2026年度用の研修コースになります。

この上級コースでは、英作文・英会話・スピーチ演習を通じて、英語で「伝える力」を磨きます。中級コースとの違いは、より実践的な“話す英語”に重点を置いている点です。
・ネイティブ講師とのインタビューや模擬商談を複数回実施します。
・ITサービス事例を題材に、自分の意見を英語で述べるケーススタディを実施します。
・米国・豪州出身の講師との対話を通じて、多様な英語表現に触れます。

【対象者】
・通信業界で英語力を高め、国際業務に対応したい方
・英語でのプレゼンや商談に自信をつけたい方
・TOEICスコア500〜750点前後の方(スコア不問、意欲重視)

コース目標

この研修を通じて、以下のスキルを習得します:
・通信・IT分野の話題を英語で理解し、自分の言葉で語れるようになる
・海外取引先との交渉や要望を、明確な英文メールで伝えられるようになる
・外資系顧客に自社サービスを英語でプレゼンし要件をヒアリングできるようになる

コース内容

【1日目】英語で話す・書く力を整える
・オリエンテーション
・英語学習の進め方、継続の秘訣を共有。発音練習では母音・子音・リエゾン・早口言葉を通じて、英語の音に慣れます。

英会話セッション(ネイティブ講師)
自己紹介・近況・趣味などを英語で語りながら、講師が紹介するサンフランシスコの話題に質問や感想を交えて会話。質問力を高める演習です。

「自分を語る」練習
事前に作成した“Individual Profile Sheet and Topics”をもとに、講師との1対1面談を実施。自分の話したいことを英語で伝える力を養います。

英作文:自己紹介スピーチの作成
Opening・Body・Closingの構成で5分間のスピーチ原稿を作成。講師による校正を受け、翌日のスピーチ演習に備えます。
英文メールライティング演習
教材“English for E-Mail”を使用し、問い合わせ・返信・クレーム・エスカレーションなど、実務で頻出するメール文面を作成・レビューします。

【2日目】英語で提案・交渉する力を鍛える
・発音練習:詩の朗読 “The Road Not Taken”
・詩のリズムと発音を通じて、英語の音感と表現力を高めます。
・スピーキング演習:自己紹介スピーチの発表
前日に作成したスピーチを講師の前で発表。フィードバックを受けて再演習し、パブリックスピーキングの基礎を固めます。

模擬商談ロールプレイ:製品・サービスの紹介
講師が外資系企業のIT担当役員を務め、受講者は営業SEとして企業訪問。製品紹介シートに沿って、英語でサービス説明・要件ヒアリングを行います。

VOA記事読解と4技能演習
Voice of Americaの科学技術記事を使って、ディクテーション・シャドーイングを実施。「読む・聴く・書く・話す」の4技能をバランスよく強化します。
記事例:
“Voice Controlled Tech to Grow as People Seek ‘No Touch’ Choices”
“IBM Ends Facial Recognition, Questions Police Use of Technology”
“Wearable Health Technology Could Find Early Signs of COVID-19”

ケーススタディ①:データセンタに預ける設備のSLA交渉
このケースでは、タイを拠点にサーバ機器の預かりサービスを提供する「Thai Management社」が登場します。同社は、Bronze・Silver・Goldの3段階のサービスレベル(SLA)を用意しており、それぞれに応じた対応時間・監視体制・バックアップ体制などが異なります。
この演習を通じて、通信・ITサービス分野における専門用語(例:uptime, response time, redundancy)や、SLA交渉に必要な英語表現を身につけることができます。
出典教材:
English for Telecoms – Unit 6: Service (Managed Services, Negotiation on SLA)

ケーススタディ②:ERPソフトウェア導入とその進捗管理
このケースでは、急成長中のルータ製造会社「Cleverbox Software」が登場します。同社は最近、競合企業「Smart Roue社」を買収し両社の業務アプリケーションの統合を進めています。しかし、ERP(統合業務管理)ソフトウェアの導入とスケジュール調整に課題を抱えており、社内のITマネジャーJaneを中心に関係者が電話会議でキックオフミーティングを行う場面が描かれます。研修では、受講者がこの会議に参加する関係者として、英語表現を実践的に学びます。
プロジェクト管理・企業買収・業務統合に関する英語表現を習得できます。電話会議形式の演習により、リモート環境での英語コミュニケーション力も鍛えられます。業務AP統合に向けたERP導入に関する会議・進捗管理・業務統合の英語表現を習得します。
出典教材:
English for Telecoms – Unit 3: Software (ERP Implementation, Project Management, M&A Integration)

前提条件

特にありません。

認定資格

なし

教材

・科目ごとのプリント
・配布:早く正確に読むITエンジニアの英語
 English Skills for Engineers - Improving Speed and Accuracy in Reading
 著者:平井道宏  出版社:㈱ジャパンタイムズ
 ※教材郵送のため住所情報提出が必要となります。

研修エントリー

価格 申込
税込 104,500円
税抜 95,000円